アピア40のレイクさんに 昔ミチロウさんがお書きになった記事のコピーをいただいた。ミチロウさんとアピアの大マスター伊東さんに青木マリ初ツアーに同行していただいた時のものだった。わたしのライヴの様子やミチロウさんの気持ち、なぜかその時食べたものなどが事細かに記されてて、胸が熱くなりました。日付をみれば、もう22年前。22年といえば赤ちゃんが成人して社会人として一人前になる年月だわ。 わたしの歌は、大人になって歩いているんだろうか。 アピア40入り口にはミチロウさんの写真がたくさん飾ってあり、心の中のミチロウさんとはいつでも会える気持ちになる。 わたしの背中を軽くポンと押してくれたお兄さんのような人でもあり、おこがましいけれど、どこかでライバルのように尊重してくれていたのではとも思う。だからこそ、気持ちが引き締まる。しっかりやろう、続けていこうって思う。
この日のライヴでは、マリコバマツバン!のみんなと「Just Like a Boy」を歌わせていただいた。この場所で一度は歌っておかなくちゃと思ったから。 歌はミチロウさんの気持ちのようでもあり、自分の気持ちのようでもある。 ミチロウさんの魂をほんの少し自分の中にわけてもらったような気がしたわ。 ミチロウさん、あらためてありがとうございました。 あなたのことはずっと忘れません。
青木マリ